2007-02-19

FileMaker プラグインを FileMaker Server から自動的にダウンロードさせる方法

FileMaker プラグインは、ファイルメーカー Pro 6 までは各クライアントコンピュータに手作業でインストールする必要がありましたが、FileMaker 7/FileMaker Server 7 からは、サーバにアクセスした時点でクライアント側のプラグインの有無をチェックし、必要に応じて自動的にクライアントにダウンロードして有効化できるようになりました。

つまり、このスクリプト自動ダウンロード機能を利用すれば、クライアント台数の多い企業ならプラグインのインストール作業が大幅に軽減されるだけでなく、インストール漏れが発生するというトラブルも発生しにくくなります。

今回は Windows 環境で FilMaker Server からプラグインをクライアントコンピュータに自動インストールする方法について説明します。

* プラグインの自動ダウンロードの詳細は、FileMaker 社の FileMaker Server 8 プラグインの更新ガイド (PDF) を参照してください。


◇ 準備するもの
1. AutoUpdate プラグイン
これは FileMaker Pro 7 以降をインストールしたときに標準でインストールされているプラグインです。このプラグインを使って FileMaker Server にアクセスし、バージョンチェックとダウンロードを行います。
あえてここでは何もする必要はありませんが、AutoUpdate プラグインのインストール状態は以下の画面からチェックできます。



2.FileMaker Server 7 または 8
インストールして、起動しておいてください。
3. お好みの FileMaker プラグイン
今回の例では無料プラグインの zippScript を例に挙げます。以下のリンクよりスクリプトを入手してください。
http://homepage.mac.com/jkornhaus/filemaker/Downloads.html


◇操作方法

1. zippScript をサーバ環境に配置します。下図のようにディレクトリを作成してくだい。
* スクリプト名を記述したディレクトリと、それに対応するバージョン名を入れたディレクトリをそれぞれ用意します。


2. FileMaker Pro 7~8.5 を開き、新規ファイルを作成して、プラグインダウンロード用のスクリプトを作ります。

(スクリプトファイルは準備中です。暫くお待ちください。)

3. ファイルオープン時に 2. のスクリプトが実行されるように設定しておけば、必要に応じて FileMaker Server からローカルコンピュータにプラグインがダウンロードされ、有効化されます。

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