2008-12-19

『FlexMy売管』を作るぞ! (2) --- MySQL データベースを作ってみる

(FileMaker Pro 10/11、MySQL 5.1、ODBC 5.1.6 の環境であれば、→ここ(開発日記) とか ここ(日記番外) の方が参考になるかも。 2010/10/21追記 )

1. 取り合えず、リモートのMySQL Administrator で接続していみる

大分前にインストールしたMySQLの管理ツール MySQL Administrator と、今回インストールした MySQL 5.1 は異なるサーバ上にあるが、MySQL Administrator を起動して MySQL 5.1 に管理者権限でアクセスしようとすると、以下のエラーが出る。


    Could not connect to the specified instance.
    MySQL Error 1045.


MySQL 側に移動して、grant all priviledges on *.* to untara@"%" identified by "kantara" を実行し、ここで指定したユーザ名とパスワードとにより、リモートの MySQL Admin からアクセスできるようになる。 




2. Migrationツールはスキップ

MS SQL-Serverで作成した『FlexSql売管』のデータベースがあるので、本当ならこれを MySQL Migration Toolkit という奴で MySQLのデータベースに変換(マイグレーション)できるといいのだが、以前失敗してるので、今回はやめておく。



3. SQL-ServerでCreate文を生成し、MySQLでそのCreate文ファイル実行

まずは、create database flexmy うんたらとやって、データベースを作成。 

次に各テーブルは『FlexSql売管』の SQL-Server のデータベースから create table 文を生成して、MySQL側で実行しようと画策。 SQL-Server Management Studio Express を起動し、取引先テーブルを指定してcreate 文を作ると、こんな感じになる。

USE [neko]  //『FlexSql売管』のデータベース名
GO
/****** オブジェクト: Table [dbo].[取引先] スクリプト日付: 01/07/2009 13:35:41 ******/
SET ANSI_NULLS ONGOSET QUOTED_IDENTIFIER ONGOSET ANSI_PADDING ON
GO
CREATE TABLE [dbo].[取引先](
  [〒] [varchar](8) COLLATE Japanese_CI_AS NULL,
  [Fax] [varchar](50) COLLATE Japanese_CI_AS NULL,
  [Tel] [varchar](50) COLLATE Japanese_CI_AS NULL,
 ~~~~~~~~~~ 中略 ~~~~~~~~~~
) ON [PRIMARY]
GO
SET ANSI_PADDING OFF


この文章をtorihikisaki.sqlとして保存し、プロンプトの画面で、

  $ mysql flexmy < torihikisaki.sql

を実行するも、SQL-Serverの吐いたSQL文をそのまま実行できるはずも無く、紆余曲折の末、以下のように変更して上記コマンドを実行すると旨く行った。

CREATE TABLE 取引先(
  〒 varchar(8) NULL,
  Fax varchar(50) NULL,
  Tel varchar(50) NULL,
  ~~~~~~~~~~ 中略 ~~~~~~~~~~
PRIMARY KEY (id) );

以上でSQL-Serverのテーブル等は比較的簡単にMySQLに移植できそうなことが解かった。ところがこの後に思わぬ悲劇が待っていた。

以上

2008-12-17

Wi-Fi Skypeフォンは時期尚早

Wi-Fi Skypeフォン: PC無し、単体でSkypeが実行できるWi-Fi 対応の携帯電話機

どのメーカーもやる気がないようで、後継版も無く発売停止になるか、評判は概して芳しくない。

・Logitec Skype専用 無線LAN携帯 --- 悪評有、2008年以降ファームのアップ無、でも販売継続中
・Belkin Skype 専用 Wi-Fi® フォン --- 速攻で発売終了、後継機無し
・Buffalo WSKP2-G/BK --- 速攻で発売終了、後継機無し
・Panasonic KX-WP800 --- 比較的評判良し、2008年発売、高い、市場モニタ製品? 松下はやる気あんの?

Wi-Fiじゃ無く有線
Webt@lker5000 --- よさげ

2008-12-09

【SonicWALL障害メモ】 IKE Responder: IPSec proposal does not match (Phase 2)

朝、メーラーを起動してみると、SonicWALL の警告の山。


IKE Responder: IPSec proposal does not match (Phase 2) -  221.189.***.***, ***.****.ne.jp -  219.163.***.**** -  192.168.0.66/32 -> 192.168.0.0/24
IKE Responder: No match for proposed remote network address - 221.189.***.***, ***.****.ne.jp - 219.163.***.*** - 192.168.0.66/32なに、これ? 大体、66なんてアドレスは無いし…


こんなのが1時間に何通も届く。 2ヶ月位前にも同様の現象で、同じ警告メッセージが一杯届いているので、なんとか解決したような気がするけど、思い出せない。 年には勝てないので、ちゃんとメモしよう。

参考サイト
Stange errors on TZ170 with unknown LAN subnet
RE: Problem: Site-to-Site VPN ISA2004 and Sonicwall


◇現象解消 --- 08/12/19追記
あっさり解消した。 ネットワークはSite-to-Siteで、

  こっちのTZ180(小社) ⇔ あっちのTZ180(客先)

となってて、「こっちのTZ-180」から上記のエラーログが送られてきてたので、こっちに障害があると思い込んだのがそもそも大間違い。 ただ、「あっちの」は客先の奴なので、滅多にいじることも無いわけで、原因となるのは「こっちの」だろうと、例によって思い込んだ。

結論としては、犯人は Panda MOP。 12月初め位からPandaが「アップデートしたのでPC(サーバを含む)を再起動しろ」とメッセージを表示していたが、うちは兎も角、客先のサーバをそう簡単に再起動できるわけもなくしばし放置。結局、この Panda のアップデートがSonicのエラーメッセージの原因だった。 12月某日12時(昼休)、客先に出向き2台のサーバを再起動。 12:00以降、あの警告メールがピッタリとまった。

クッソォ~、おぼえてろよぉ~、 パンダぁ! ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン


◇メモ見つかる --- 08/12/19追記
上に「2ヶ月位前にも同様の現象で」と書いたが、メモが見つかった。それも堂々とテスクトップに置いてあった。 以下、そのメモ。

VPNの設定/詳細設定がこちらとあちらで全く同じことを確認する
  • 0.254と1.252のSAをOFFにし、エラー継続を確認(0.1と1.253と競合していないことを確認)
  • 0.1と1.253で、SonicOS Standard 3.8.0.3-36s.jpn の一致を確認
  • 0.1と1.253で、MTUの一致確認

ネットワーク>ルーティング の誤ったルート設定が原因か? 削除したらエラー解消の模様(08/9/17)


◇今回12月のエラーログ発生時のメモ-- 08/12/19追記
12/13、170/180の2台と客先の180×2台が通信するときに、上記のエラーログを多数受信(但し、客先2台からはこのエラーログを受信していない) 。 亀がNPTの設定を弄ったとうので、4台のNTP設定を一致させるが、現象解消せず。


◇さらに-- 08/12/19追記
上記の英語サイトにもあるように、このエラーはさまざまな要因で起こるようで、発生前後で何か特別な事象が発生していないか、冷静に思い出すことが重要。


(終)