Windows Server 2003 に Web Server Connector をインストールしようとしたら、こんなメッセージが出たことはないでしょうか?
A SCRIPTS virtual directory was not found. You must configure a SCRIPTS virtual directory before FileMaker WSC 5 - IIS can be installed.
FileMaker Unlimited 5.5 に付属の Web Server Connector は Windows Server 2003 での動作保証をしていなのですが、手動設定を取り入れながら FileMaker Web Server Connector をインストールしてみることにしました。試行錯誤の結果、やはり動作はしないようだ、という結論には達したのですが、もし今までに Windows 2003 に Web Server Connector をインストールした成功例があるいう方がいらっしゃったら、助言いただけると非常にありがたいです。
今回試してみた Windows Server 2003 環境への FileMaker Web Server Connector インストールは次のとおりです。
1. IIS 6.0 をインストール。
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」より、「Windows コンポーネントの追加と削除」を選択し、表示されるコンポーネントの中からインターネットインフォメーションサービス(IIS)をインストールします。
2. FileMaker Pro 5.5 Unlimited をインストール。
3. IIS 管理ウィンドウを開き、「規定のWebサイト」を選択して、右ペインに scripts という名前の仮想ディレクトリを作成。実行アクセス許可は、下図のように、「スクリプトおよび実行可能ファイル」にしておく。
4. レジストリ値を追加。
Windows Server 2003 のデスクトップに戻り、「スタート」→ 「ファイル名を指定して実行」の順に選択し、regedit と入力してレジストリエディタを起動する。
下図のように、\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W3SVC\Parameters に Virtual Roots というキー値を追加し、そこに文字列値 /Scripts を新規追加する。値のデータは、c:\inetpub\scripts,,204 とする(この値は WSC で運用中の Windows 2000 Server 環境のレジストリ値を参照)。
5. FileMaker Web Server Connector をインストールする。
インストールが終わるとマシンを再起動するようメッセージが表示されるので、マシンを再起動する。
この時点で、以下のメッセージが表示される。
というわけで、手動で IIS フィルタを設定する必要があるということで、いろいろ探し回ったのですがとうとう解決策が見つかりませんでした。
2008-12-08
2008-12-03
Hyper-V にゲスト OS をインストール(覚え書き)
Windows Server 2008 の便利な機能の一つに Hyper-V があります。
これは、仮想的にディスクを用意することによって、別の OS を同居させて運用するというものです。
たとえば、Windows Server 2008 上で Windows Server 2000、Windows XP、Linux などを運用できます。
詳細は以下のサイトを参照していただくとして、ここではゲスト OS のインストールのヒントを簡単にまとめたいと思います。
第14回 Windows OSに標準搭載された仮想化機能「Hyper-V」
●仮想ハードディスクについて
仮想ハードディスク(VHDファイル)形式 -- ディスクドライブの領域をゲスト OS 用に確保して使用。スナップショットを撮ることができ、必要に応じてスナップショットを撮った時点の状態に復旧することが可能。
パス・スルー形式 --- ディスクドライブを丸ごと使用。動作速度は VHD 形式に比べると高速だが、スナップショットを撮ることができないので要注意。
●ゲスト OS として Windows 2003 をインストールするときの注意点
Windows 2003 は SP2 以降でないとインストール中にブルースクリーンが表示されてしまうので注意が必要。
ゲスト OS をインストールする際は、以下のページを参考にするとよいでしょう。
Hyper-V におけるゲスト オペレーティング システムのサポート
これは、仮想的にディスクを用意することによって、別の OS を同居させて運用するというものです。
たとえば、Windows Server 2008 上で Windows Server 2000、Windows XP、Linux などを運用できます。
詳細は以下のサイトを参照していただくとして、ここではゲスト OS のインストールのヒントを簡単にまとめたいと思います。
第14回 Windows OSに標準搭載された仮想化機能「Hyper-V」
●仮想ハードディスクについて
仮想ハードディスク(VHDファイル)形式 -- ディスクドライブの領域をゲスト OS 用に確保して使用。スナップショットを撮ることができ、必要に応じてスナップショットを撮った時点の状態に復旧することが可能。
パス・スルー形式 --- ディスクドライブを丸ごと使用。動作速度は VHD 形式に比べると高速だが、スナップショットを撮ることができないので要注意。
●ゲスト OS として Windows 2003 をインストールするときの注意点
Windows 2003 は SP2 以降でないとインストール中にブルースクリーンが表示されてしまうので注意が必要。
ゲスト OS をインストールする際は、以下のページを参考にするとよいでしょう。
Hyper-V におけるゲスト オペレーティング システムのサポート
2008-11-28
Windows 2008 で FileMaker Server 9 の Instant Web Publishing は動作しない模様...
さて、先日 Windows Server 2008 環境に FileMaker Server 9 Advanced を入れてからというもの、ぼちぼち動作を検証していますが、いろいろ試した結果、 Instant Web Publishing はどうやら動作しない模様です。
FMForums の方でも「恐らく動かないだろう」と言っている人がいるように、動く機能があるかもしれないし、動作的に微妙なものもあるだろうという感じなのでしょうか。
とにかく Instant Web Publishing の方は当方の調査では無理、という結論に達しました。
参考:
[Windows] FMSA9,0 on Windows Server 8
Windows Server 2008 上で FileMaker Pro Server 9 は動作するか?
あと、FileMaker Server 9 のアップデータが出ていたので、以下のページより V2 をダウンロードしてインストールしようとしたのですが、Windows Server 2008 環境でこの Setup.exe を実行させるとエラーメッセージが出てしまい、続行できませんでした。
FileMaker Server 9v2 & FileMaker Server 9v2 Advanced Windows 版 アップデータ
やはり、対応を謳っていない環境でのインストールは無理、ということなのかもしれませんが、この件については引き続き調査中です。
FMForums の方でも「恐らく動かないだろう」と言っている人がいるように、動く機能があるかもしれないし、動作的に微妙なものもあるだろうという感じなのでしょうか。
とにかく Instant Web Publishing の方は当方の調査では無理、という結論に達しました。
参考:
[Windows] FMSA9,0 on Windows Server 8
Windows Server 2008 上で FileMaker Pro Server 9 は動作するか?
あと、FileMaker Server 9 のアップデータが出ていたので、以下のページより V2 をダウンロードしてインストールしようとしたのですが、Windows Server 2008 環境でこの Setup.exe を実行させるとエラーメッセージが出てしまい、続行できませんでした。
FileMaker Server 9v2 & FileMaker Server 9v2 Advanced Windows 版 アップデータ
やはり、対応を謳っていない環境でのインストールは無理、ということなのかもしれませんが、この件については引き続き調査中です。
ラベル:
FileMaker,
Windows Server 2008
登録:
投稿 (Atom)