二、三か月前から Windows Server 2003 x32 機(以下、2003機)でネットワーク障害が続く。
障害発生のタイミングは、毎日17時のFドライブ(データが入っているドライブ)のバックアップ時。このバックアップは他機にインストールされたBunBackupというソフトを使用し、毎日17時にタスクスケジュールによりネットワーク越しに実行される。過去1年位はなんの障害もなくNASへバックアップできていたのだが、二、三か月前から急に障害が発生するようになった。
具体的な症状としては、ネットワークを利用する多くのアプリケーションで通信が切断されたり、実行不能に陥る。
例えば、2003機からLAN内のノードに対してpingを実行すると、「PING: transmit failed, error code 1450」や「ping.exe - アプリケーション エラー: アプリケーションを正しく初期化できませんでした。…」といったエラーが返ってくる。 ただ、バックアップジョブが始まって30~40分程度すると、ping が通るようになり、ネットワークは復旧する。
調べてみると、「ネットワークカードを替えてみろ」という人がいたので、高級品?=INTEL PRO/1000 PT SERVER ADAPTER を刺してみても効果無。 いろいろ見ているうちに「このping のエラーはウィルス絡みのエラーかも」というのコメントがあり、ピンときた。 「またPandaか!」と。
例によって、Panda Clound Office Protection (以下、PCOP)が怪しい。 ただ、バックアップジョブはPCOP を搭載した他の複数のOPC/サーバ機でも実行していて問題はないので、頭に?が点滅。 Pandaの設定を確かめることにする。 PCOP ではブラウザ上でセキュリティのプロファイル(ポリシー)を複数作成し、PC/Server毎に作成したプロファイルを割り当てることができる。
チェックしてみて、問題の2003機は他機とは異なり、ファイヤウォールが適用されるプロファイルに属していた(他機はファイヤウォールが非適用)。 そこで、2003機をファイヤウォールが適用されないプロファイルに移してみたら、数か月悩まされたネットワーク障害がピタリと治まった。 やはり、原因はPanda(PCOP) であった。 ちなみに、問題を引き起こしたプロファイルはローカル機側でファイヤウォールをOFFにできる設定にしたあり、実際、2003機のローカル設定でファイヤウォールをOFFにしてみたが、それでもネットワーク障害は解消されなかった。
つまり、管理者がブラウザでファイヤウォールをONにしているプロファイルにPC/Serverを割り当ててしまうと、ローカルのファイヤウォールの設定に関わらず、当該エラーは発生するようだ。
土屋
2010-09-11
2010-09-10
『売上猫くん on MySQL』開発日記 - 番外11 - 外部キー ってさぁ… orz
MySQL Workbench 5.2 の外部キー作成クエリがオカシイっぽいことは 番外10 書いた通り。 今回もなかなか思ったように動いてくれない。
この Referenced Column で選択したいのは estimatedId なのだが、候補として表示されるのはなぜか[customerNo]のみ。 どうにもならないので、構わず“Apply”を実行すると、次のようなSQL文が表示される。
ALTER TABLE `neko`.`estimatedtls`
ADD CONSTRAINT `fk_purchaseId_est`
FOREIGN KEY (`purchaseId` )
REFERENCES `neko`.`estimates` (`customerNo` )
ON DELETE CASCADE
ON UPDATE NO ACTION
, ADD INDEX `fk_purchaseId_est` (`purchaseId` ASC) ;
ここで cutomerNo を強引に estimateId に書きかえて、“Apply SQL” を実行してみると
ERROR 1005: Can't create table 'neko.#sql-be8_19b' (errno: 150)
なんてエラーが出る。 そこでしばし調べてみると、
, ADD INDEX `fk_purchaseId_est` (`purchaseId` ASC) ;
が機能していないようで、仕方なく、purchaseId の索引を別途作成。 その後、上記SQL文から「,ADD ~」移行を削除して、実行するとどうにか外部キーが作成できた。
Workbench の生成するSQL文はそのままではエラーが出ることがしばしばあるようだ。
土屋
追記(10/09/10)
companies というテーブルからあるフィールド(cmnKey)を削除しようとすると、
ERROR 1025 (HY000): Error on rename of...(errno: 150)
と表示される。 削除しようとしているフィールドが他から参照されているから削除できない、とのことだが、この cmnKey フィールドはどこからも参照されていない。 companydepts というテーブルからは外部キー制約を companies に対して設定しているが、この制約の REFERECES フィールドは cmnKeyではない。 要するにどう考えてもオカシイ。 どうもMySQLのバグらしいことがわかったので、cmnKey とは全く関係ないこの外部キー制約を一旦削除。 その後、cmnKey を削除することができた。 どうもMySQLはオカシナことが多発し過ぎる。
関連リンク:『売上猫くん on MySQL』開発日記の記事一覧
この Referenced Column で選択したいのは estimatedId なのだが、候補として表示されるのはなぜか[customerNo]のみ。 どうにもならないので、構わず“Apply”を実行すると、次のようなSQL文が表示される。
ALTER TABLE `neko`.`estimatedtls`
ADD CONSTRAINT `fk_purchaseId_est`
FOREIGN KEY (`purchaseId` )
REFERENCES `neko`.`estimates` (`customerNo` )
ON DELETE CASCADE
ON UPDATE NO ACTION
, ADD INDEX `fk_purchaseId_est` (`purchaseId` ASC) ;
ここで cutomerNo を強引に estimateId に書きかえて、“Apply SQL” を実行してみると
ERROR 1005: Can't create table 'neko.#sql-be8_19b' (errno: 150)
なんてエラーが出る。 そこでしばし調べてみると、
, ADD INDEX `fk_purchaseId_est` (`purchaseId` ASC) ;
が機能していないようで、仕方なく、purchaseId の索引を別途作成。 その後、上記SQL文から「,ADD ~」移行を削除して、実行するとどうにか外部キーが作成できた。
Workbench の生成するSQL文はそのままではエラーが出ることがしばしばあるようだ。
土屋
追記(10/09/10)
companies というテーブルからあるフィールド(cmnKey)を削除しようとすると、
ERROR 1025 (HY000): Error on rename of...(errno: 150)
と表示される。 削除しようとしているフィールドが他から参照されているから削除できない、とのことだが、この cmnKey フィールドはどこからも参照されていない。 companydepts というテーブルからは外部キー制約を companies に対して設定しているが、この制約の REFERECES フィールドは cmnKeyではない。 要するにどう考えてもオカシイ。 どうもMySQLのバグらしいことがわかったので、cmnKey とは全く関係ないこの外部キー制約を一旦削除。 その後、cmnKey を削除することができた。 どうもMySQLはオカシナことが多発し過ぎる。
関連リンク:『売上猫くん on MySQL』開発日記の記事一覧
2010-09-09
SonicWALLの新製品テクニカルセミナー 2010/08/26
ブログ記述が遅れてしまいましたが、8月26日(木)に SonicWALL ネットワークセキュリティアプライアンス テクニカルセミナーに参加してきました。
セミナー内容はビジネスセッションとテクニカルセッションの基本的な部分は前回出席した SonicWALL セミナーとほぼ同様で特に真新しいと感じるところはなかったのですが、 SonicWALL が投資家グループ Thoma Bravo およびオンタリオ教師年金基金によって買収されたことにより SonicWALL 社が非上場企業になったことに触れていました。
今回の買収は、プライベート・エクイティファインドである Thoma Bravo から安定した資金調達を確立することにより、製品ロードマップはそのままに製品開発に注力していくことを目的とした、前向きなものであるということでした。
参考:SonicWALL、7億1700万ドルで投資家グループが買収へ
SonicWALL UTM 製品で前回のセミナーに追加されていた項目で目についたのは、消費電力の低さで、たとえば NSA 4500(製品情報はこちら)でも消費電力は 66W で、Fortinet の FG310B (製品情報はこちら)の 120W と比較しても約半分の消費電力となっています。
テクニカルセッションも基本的には前回とほぼ同様の内容でしたが、SSL-VPN 機能について少々詳しい内容が盛り込まれていました。
SSL-VPN 機能の特徴
- Windows, Linux, Mac に対応(IPSec 機能では Windows のみ対応)
- 初回ログイン時に NetExtender モジュールをインストールし、NetExtender が SonicWall に対し SSL で暗号化されたトンネルを構築
- 1 要素認証のみサポート。高度な認証や同時接続ユーザ数が必要な場合は専用 SSL-VPN 装置を用意する必要あり。
参考:Introduction to the SonicWALL SSL VPN 200 (英語)
セミナー内容はビジネスセッションとテクニカルセッションの基本的な部分は前回出席した SonicWALL セミナーとほぼ同様で特に真新しいと感じるところはなかったのですが、 SonicWALL が投資家グループ Thoma Bravo およびオンタリオ教師年金基金によって買収されたことにより SonicWALL 社が非上場企業になったことに触れていました。
今回の買収は、プライベート・エクイティファインドである Thoma Bravo から安定した資金調達を確立することにより、製品ロードマップはそのままに製品開発に注力していくことを目的とした、前向きなものであるということでした。
参考:SonicWALL、7億1700万ドルで投資家グループが買収へ
SonicWALL UTM 製品で前回のセミナーに追加されていた項目で目についたのは、消費電力の低さで、たとえば NSA 4500(製品情報はこちら)でも消費電力は 66W で、Fortinet の FG310B (製品情報はこちら)の 120W と比較しても約半分の消費電力となっています。
テクニカルセッションも基本的には前回とほぼ同様の内容でしたが、SSL-VPN 機能について少々詳しい内容が盛り込まれていました。
SSL-VPN 機能の特徴
- Windows, Linux, Mac に対応(IPSec 機能では Windows のみ対応)
- 初回ログイン時に NetExtender モジュールをインストールし、NetExtender が SonicWall に対し SSL で暗号化されたトンネルを構築
- 1 要素認証のみサポート。高度な認証や同時接続ユーザ数が必要な場合は専用 SSL-VPN 装置を用意する必要あり。
参考:Introduction to the SonicWALL SSL VPN 200 (英語)
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