2010-11-16

『売上猫くん on MySQL』開発日記 - 番外20 - ウィンドウ内容の再表示ステップ実行時のクエリ

SQLデータベースを使用時、あるユーザが行った更新は他のユーザの画面に即時反映されることは無い。他のユーザが更新を行ったか否かを確認するには、[ウィンドウ内容の再表示]ステップを使用するが、このステップには、「キャッシュ結合結果を書き込む」「キャッシュされたSQLデータ」という2つのオプションがある。 オプションによって、SQLデータベースに送られるクエリにはどういう違いがあるのか?

1.キャッシュ結合結果を書き込む/キャッシュされたSQLデータの両オプション選択時
SELECT ID,`〒`,`住所` FROM vw_zips WHERE ID IN(121013,121014,~) 等のクエリを発行、画面は更新される

2.キャッシュ結合結果を書き込のみ
クエリ実行されず、画面未更新

3.キャッシュされたSQLデータのみ
上記1と同様

4.オプション無
クエリ実行されず、画面未更新

FileMakerの[レコード]-[ウィンドウ内容の再表示]を実行すると、1と同じ結果となり、画面は更新される。


注:
  • Selectクエリの対象となるフィールドは、レイアウトテーブルの全フィールドと、そのレイアウト上の関連フィールドに限られる。 よって、関連フィールドの値を最新に更新したい場合は、そのフィールドをレイアウト上に明示的に配置しなければなならい点に要注意。
  • 他ユーザが追加したレコードについては、[ウィンドウ内容の再表示]ステップでは表示できない。追加されたレコードをSelcectするような検索を実行すること。
参考URL
http://www.filemaker.co.jp/help/html/scripts_ref2.37.9.html


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