FileMaker と Access をフロントエンドアプリとして 、MySQL 上のデータベースを操作した場合の実行速度を比較テストしてみた。 比較テストの動画は→こちら(Youtubeへ)。
テスト方法:
FileMaker Pro 11 で開発し、今年1月にリリースした『売上猫くん on MySQL R5.0β』を使用。 さらに今回のテストのため、本製品のAccess版を作成した。 といっても、機能は売上・請求機能に限定し、その機能のいくつかも削られたプロトタイプとなっている。 システム構成は以下の通り。
MySQL上のデータベース「neko」には、FM猫からもAccess猫からも同時に接続・操作が可能となっている。
テスト結果
以下がテスト結果である。
テスト内容 | Access | FileMaker |
---|---|---|
1. プログラム起動 (Program startup) | 5 | 4 |
2. レコード表示 (Records display) | 5 | 4 |
3. レコード検索 (Records find) | 3 | 5 |
4. レコードソート (Records sort) | 5 | 2 |
5. レコード入力 (Record input) | 5 | 3 |
合計点(Total) | 23 | 18 |
表にあるテスト項目の他にも、80ページ程度の請求書の一括印刷テストも行ったが、FM/ACCESSいずれもストレスを感じること無く、印刷(PDF化)できた。今回のテストは、売上テーブルで11.6万件、売上明細テーブルで170万件を入れて行っているが、数百万件、数千万件のレコードを扱うのであれば、開発者によるカスタムのSQLクエリを発行できるAccessの優位度が増すことになる。
ダウンロード:
本テストで使用した『売上猫くん on MySQL R5.0β』のDOWNLOADは→こちら
尚、今回使用したAccess版は非公開。
以上
【変更履歴】
12/06/05 記事タイトル変更
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