サーバデータのバックアップを I-O データ製の NAS HDL-GT R-Series 2.0 に取るタスクが先日から失敗していたのでおかしいと思っていたところ、Status ランプが明滅した状態になっていました。
そこでログを調べてみると、以下のようなエラーが発生していました。
上図のとおり、ディスク 2 (上から二番目のディスク)に障害が発生し、修復できなかったためディスク交換が必要な状態となっていました。
このような状態になると、たいていの場合はディスク横のランプが赤色になるらしいのですが、弊社の場合は青色のままだったため、ディスク障害に気付きませんでした。
ハードウェアは故障するのを前提に使うものですが、やはりこういう現象が発生すると焦りますね。
以下のサポートページに従ってディスク交換ができます。
ハードディスク(カートリッジ)が故障した場合の交換方法について教えてください。
以下の手順で操作すると良いでしょう。
1. NAS の電源を落とす。
2. 破損したディスクを取り外す。
3. NAS の電源を入れ、残ったディスクが正常に動作していることをログとシステム状態で確認する(下図参照)。
4. NAS の電源が入ったままで新しいディスクを実装する。すると、自動的に RAID の再構築が行われるので、再構築が始まっていることを確認(下図参照)。
5. 再構築が終われば利用可能。
操作に当たっては、事前にデータのバックアップを取ることをお忘れなく。
2011-08-03
NAS のディスクが壊れて大慌て
2011-06-01
Hyper-V のゲスト OS からサウンドを出す方法(裏技的な使い方)
Hyper-V のゲスト OS は、サーバ機能に特化した機能以外はほとんど使えないようになっているようです。
USB ポートやサウンドカード等のサポートがこれに該当するため、Hyper-V のゲスト OS にはサウンドボードのエミュレータは組み込まれていません。
32-bit のサポートを謳っていない Skype や AIM などの通信アプリケーションでは、64-bit であるホストでは正常に動作しないため、32-bit のゲスト OS 環境にそれらをインストールして使用する必要があります。
しかし、上記の説明どおりゲスト OS からはサウンドを出すことができないため、リモートデスクトップを使うことによってこれを解決できます。
リモートデスクトップ接続ウィンドウから“オプション”ボタンをクリックし、「ローカルリソース」タブの「リモートオーディオ」というセクションから“設定(S)...”というボタンをクリックすると、以下のようなダイアログが表示されます。
上図のように設定して“OK”を選択してからゲスト OS にリモートデスクトップ接続を行い、接続先のゲスト OS で正しくサウンドデバイスを設定すると、サウンドが有効になります。
今まで Hyper-V ゲスト OS からサウンドデバイスが有効にならないため諦めていた方は、駄目元で試してみると良いでしょう。
参考:Sound Card Emulation in Hyper-V?(英文)
http://social.technet.microsoft.com/Forums/en-US/winserverhyperv/thread/a060720c-833e-4855-921b-6d5c79dc98d9/
USB ポートやサウンドカード等のサポートがこれに該当するため、Hyper-V のゲスト OS にはサウンドボードのエミュレータは組み込まれていません。
32-bit のサポートを謳っていない Skype や AIM などの通信アプリケーションでは、64-bit であるホストでは正常に動作しないため、32-bit のゲスト OS 環境にそれらをインストールして使用する必要があります。
しかし、上記の説明どおりゲスト OS からはサウンドを出すことができないため、リモートデスクトップを使うことによってこれを解決できます。
リモートデスクトップ接続ウィンドウから“オプション”ボタンをクリックし、「ローカルリソース」タブの「リモートオーディオ」というセクションから“設定(S)...”というボタンをクリックすると、以下のようなダイアログが表示されます。
上図のように設定して“OK”を選択してからゲスト OS にリモートデスクトップ接続を行い、接続先のゲスト OS で正しくサウンドデバイスを設定すると、サウンドが有効になります。
今まで Hyper-V ゲスト OS からサウンドデバイスが有効にならないため諦めていた方は、駄目元で試してみると良いでしょう。
参考:Sound Card Emulation in Hyper-V?(英文)
http://social.technet.microsoft.com/Forums/en-US/winserverhyperv/thread/a060720c-833e-4855-921b-6d5c79dc98d9/
ラベル:
Hyper-V,
Windows Server 2008
2011-05-20
P2V 変換した Windows Server 2003 の仮想マシンに統合サービスセットアップディスクをインストールできずに泣かされる
前々回の記事で、本ブログで物理マシンを仮想マシンに変換して Hyper-V で運用する方法について説明しましたが、disk2vhd で変換された仮想ディスクを使って起動した仮想マシン(Windows Server 2003)に統合サービスセットアップディスクを入れようとすると、「HAL をアップグレードしています」というダイアログが表示され、その後にマシンを再起動すると、このメッセージが再び表示される(つまりループ状態となる)現象が発生しました。
二日間ほど悩んでネットを探し回った結果、以下の方法にたどり着きました。
disk2vhd で作成されたディスクはデュアルブートになっている
仮想マシンを起動した直後は、以下のようなデュアルブート選択画面が表示されます。
待ち時間はデフォルトで 3 秒間なので、素早く Disk2vhd でない方(下)を選択して起動します。
この手順で起動した方のシステムに統合サービスセットアップディスクをインストールすると成功します。
デュアルブートのブート順を入れ替える
上記で統合サービスセットアップディスクのインストールに成功したら、今度のためにもブート順を入れ替えておいた方が良いでしょう。
上記の要領でシステムを起動してから、コンピュータのプロパティを表示させ、「詳細設定」タブの「起動と回復」セクションに表示されている“設定”ボタンをクリックします。
表示されるダイアログの「起動システム」セクションで、Disk2vhd という表記がない方のシステムを選択し、“OK” をクリックします。
これによって、次回の起動時より Disk2vhd でない方のシステムがデフォルトとして選択されるようになります。
今後も起動するシステムを選択したい場合は、上記の画面で待ち時間を 10 秒くらいにしておくと選択するときに慌てなくてよいでしょう。
参考:Integration services cannot upgrade HAL(英文ページ)
二日間ほど悩んでネットを探し回った結果、以下の方法にたどり着きました。
disk2vhd で作成されたディスクはデュアルブートになっている
仮想マシンを起動した直後は、以下のようなデュアルブート選択画面が表示されます。
待ち時間はデフォルトで 3 秒間なので、素早く Disk2vhd でない方(下)を選択して起動します。
この手順で起動した方のシステムに統合サービスセットアップディスクをインストールすると成功します。
デュアルブートのブート順を入れ替える
上記で統合サービスセットアップディスクのインストールに成功したら、今度のためにもブート順を入れ替えておいた方が良いでしょう。
上記の要領でシステムを起動してから、コンピュータのプロパティを表示させ、「詳細設定」タブの「起動と回復」セクションに表示されている“設定”ボタンをクリックします。
表示されるダイアログの「起動システム」セクションで、Disk2vhd という表記がない方のシステムを選択し、“OK” をクリックします。
これによって、次回の起動時より Disk2vhd でない方のシステムがデフォルトとして選択されるようになります。
今後も起動するシステムを選択したい場合は、上記の画面で待ち時間を 10 秒くらいにしておくと選択するときに慌てなくてよいでしょう。
参考:Integration services cannot upgrade HAL(英文ページ)
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