つまり、このスクリプト自動ダウンロード機能を利用すれば、クライアント台数の多い企業ならプラグインのインストール作業が大幅に軽減されるだけでなく、インストール漏れが発生するというトラブルも発生しにくくなります。
今回は Windows 環境で FilMaker Server からプラグインをクライアントコンピュータに自動インストールする方法について説明します。
* プラグインの自動ダウンロードの詳細は、FileMaker 社の FileMaker Server 8 プラグインの更新ガイド (PDF) を参照してください。
◇ 準備するもの
1. AutoUpdate プラグイン
これは FileMaker Pro 7 以降をインストールしたときに標準でインストールされているプラグインです。このプラグインを使って FileMaker Server にアクセスし、バージョンチェックとダウンロードを行います。
あえてここでは何もする必要はありませんが、AutoUpdate プラグインのインストール状態は以下の画面からチェックできます。
2.FileMaker Server 7 または 8
インストールして、起動しておいてください。
3. お好みの FileMaker プラグイン
今回の例では無料プラグインの zippScript を例に挙げます。以下のリンクよりスクリプトを入手してください。
http://homepage.mac.com/jkornhaus/filemaker/Downloads.html
◇操作方法
1. zippScript をサーバ環境に配置します。下図のようにディレクトリを作成してくだい。
* スクリプト名を記述したディレクトリと、それに対応するバージョン名を入れたディレクトリをそれぞれ用意します。
2. FileMaker Pro 7~8.5 を開き、新規ファイルを作成して、プラグインダウンロード用のスクリプトを作ります。
(スクリプトファイルは準備中です。暫くお待ちください。)
3. ファイルオープン時に 2. のスクリプトが実行されるように設定しておけば、必要に応じて FileMaker Server からローカルコンピュータにプラグインがダウンロードされ、有効化されます。
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