しかしいざ「正規化のやりかたを説明してみて」と問われると、ほとんどの開発者は困惑してしまうと思う。 文献や参考サイトをあたってみても、帯に短し襷に長し、である。
Wikipediaの正規化のページを見てると、
- 第2正規形---あるリレーションが、第1正規形で、かつ、すべての非キー属性が、すべての候補キーに対して完全従属するとき、第2正規形 (second normal form; 2NF) であるという。つまり、第2正規形では、候補キーの一部に関数従属する非キー属性があってはならない。
小社ではFileMaker というデータベース開発アプリケーションの講習を、主として初心者向けに時たま行っているが、正規化の話は避け、「同じ性質のデータをまとめて一つのテーブルにいれ、なるべく重複登録が起きないようにします」みたいに説明してきた。 「第一正規化とは…」とかやりだすと、受講生もこんがらがるし、こちらもこんがらがる。 しかし、「こんなことではいけない!」と改心し、モチベーションの高い受講者向けに正規化をできる限り噛み砕いて説明するため資料を作成してみた。 前述のWikipediaのような厳格な正規化の定義とはほど遠いが、実務上、なにかしかの役には立つのではなかろうか。
興味のある方→ こちら(PDF) かこちら(Word) へ
以上
追記
上記の「同じ性質のデータをまとめて一つのテーブルにいれ、なるべく重複登録が起きないように」テーブルは設計する、というのはいい得て妙、だと思うんですが。
土屋
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