認証方法を外部サーバーにする
1. この操作を行うには、FileMaker Server 9 をインストールしてデータベースを公開しておく必要があります。以下の青で囲った部分のように、クライアント認証には「FileMaker と外部サーバーアカウント」を選択します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiPS2ZmhB-7N1wORfvq5MkNRjQe2R7BTNsselZZ_dnSfVLiTJWHPM_7HnlZRIjWpEh21tGXTShH7b50Usup_UOX5uwOMYngfKFb3vaXha0Vn5g0wH813jr14MAXRAO-oH8O3Zfc8g/s400/FMSAdminConsole.jpg)
また、画面下にある接続の保護の「FileMaker Server への接続を保護する」にチェックを付けると、FileMaker Server へのアクセスが SSL で保護されるようになります。
2. FileMaker Pro 9 のメニューより、「ファイル」→「管理」→「アカウントとアクセス権」の順に選択し、表示されるダイアログから、認証方法を変更したいアカウントをダブルクリックして、「アカウントの編集」ダイアログを表示させます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgNAQvpDpq9MGILI34q9vnMIxbeYXzQof3tNLaCFao60mtfePZ7ebCo1q7X0JDbQ2C_gxJiMMm26ffABUkUFVGVrPO6moPhWzTSUk-04oXyk1xrzC9Cc7F-7GD8lPKpD0I8C2NqQQ/s400/editaccount.jpg)
ここで[アカウントの認証方法]には「外部サーバー」を指定します。これによって、Active Directory (Mac OS 環境では Apple OpenDirectory) による認証を FileMaker Sever 9 経由で行います。今回の記事では ActiveDirectory 環境での認証方法について説明します。
3. [グループ名には] Active Directory に登録されているアカウントグループを指定します。たとえば、Administrator という Active Directory アカウントを使って FileMaker Server 認証を行いたい場合は、Administrator が所属するアカウントグループを指定します。
以下の図は、Active Directory のグループ Domain Users が所属するアカウントについて、データ入力権限のみを与えるように設定したものです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgR5Hq9LuUzpOop0ogmXLikh3nlns3vS2SHzvspnkAfPlNrDdnY8_FG2Gx56yeBYHlgaKe0ff0lzmmvshVzEeS-Il4fwYgCDcvulLK6lPVriqcndc1gEstgTkC8lGND7ZFIMev0pg/s400/accountedit2.jpg)
この場合、Domain Users に所属する Active Directory のどのユーザアカウントでログインを行っても、FileMaker データベース側の操作はデータ入力のみとなります。"OK"ボタンを押してダイアログを終了させます。
4. 一度データベースファイルを閉じ、Domain Users に所属するアカウント名を使ってログインをしてみてください。パスワードは Active Directory のアカウントに設定されているものを使用します。
データ入力のみが許可されているようになっていれば成功です。
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