2007-03-01

Skypeのメモ

Skypeって…
インターネット電話のこと。 インターネットに接続されたPCにSkypeというソフトをインストールして使います。 SkypeをインストールしたPC間であれば、無料・無制限で通話ができます。


Skypeで電話と通話
SkypeOutを使用すると、Skypeから一般の固定電話や携帯に格安で電話を掛けることが可能です(これは有料)。  一分あたりの料金は以下の通り。

日本¥ 2.660(携帯¥ 17.5)、アメリカ¥ 2.380(携帯も同じ)、韓国¥ 2.405(携帯¥ 8.260)
  ↑  ↑  ↑   ↑  ↑  ↑  ↑  ↑  ↑
やっぱ、日本の電話、特に携帯の料金はオカシイんじゃないかと。
NTTの社長は「Skypeはインターネットにタダ乗りしてる」とか言ってるらしいですね・・・
料金表


Skype番号
「普通の電話・携帯からの電話をSkypeで受けるための電話番号」です。 SkypeInの電話番号に電話をする場合、コストが安くなるそうです。 掛けてくる人が実際どの程度得をするのか?ということですが、その電話から最寄のSkypeのアクセスポイント(AP)までに通常の電話料金がかかり、APからSkypeまでが無料ということなのかなぁ?と思います。


◇スカイプフォン
Skypeは基本的にはPCの前で使うものだと思うのですが、PCの前に限定されてしまうと不便です。 まあ、これは会社のビジネスフォンとかでも一緒なんですが、やはり無線のハンドセットで発信・受信・通話ができないと。 世の中にはおんなじことを考えて、商品にしてしまう人達がいるんですね。

スカイプフォンいろいろ
ヨドバシカメラで売ってるやつ←なぜかスカイプフォンの品揃えが充実している

無線LAN環境があればパソコン無しでSkypeできる無線ハンドセット
ロジテックLAN-WSPH01WH ---¥22,800

PCにUSBアダプタをつけて無線ハンドセットでSkype
comfixワイヤレスフォンSKP-001---¥11,800

一般電話とSkypeのデュアル電話機
パイオニアTF-FS55M-S ---¥14,300

普通の電話機をSkype電話として使うUSBアダプタ
DIGITAL COWBOYDC-NCTELU ---¥3,980

注:価格はヨドバシの価格。


ちなみに、うちではパイオニアのデュアル機をAmazonで買いました。 出不精のわたしにはAmazonはホントに便利。 早く来ないかなぁ…

(土屋)

2007-02-22

イベントによるスクリプト起動プラグイン って…(3)

プラグインの問題点

 一見便利なプラグインですが、サードパーティーが、ある意味無理矢理機能を拡張しているため、ユーザが意図する通りに動かない、動作が不安定ということはある程度覚悟しておく必要があります。


 小生が開発した環境では、フィールド定義の「入力値の自動化」の計算式で、以下のような現象が発生しました。
  1. ヘッダレコード(「レイアウト設定」で「レコードを表示:」で指定するテーブルのレコード)が未確定の場合、ポータル行のフィールド入力時にスクリプトが起動するように設定がなされていても、スクリプトは起動されない
  2. スクリプト起動を設定したフィールド入力中にレコードが切り替わると、不適切なレコードに対してスクリプトが実行されてしまう
  3. スクリプト起動を設定したフィールド入力中に他のボタンを実行すると、スクリプトが実行されない、または不適切なタイミングで実行される

 また、アクセス権設定の計算式により、カーソルがフィールドに入ったときにスクリプトを実行するように設定しましたが、ヘッダレコードで2つめ以降にカーソルが入ったレコードでは、スクリプトが実行されませんでした。


 上記は小生の環境で発生したもので、必ずしも他の環境で発生するとは限りませんが、いずれにしてもスクリプト起動プラグインを使用する場合は十分なテストを実行し、問題を発見して、回避策を自分で施さなければなりません。 

 また、FileMaker Pro のアップグレード時にプラグインは遅延無くアップグレードされるのか、プラグインを連続運用しても安定して動作するのか、運用開始後プラグインに問題があると判明した場合の回避策などを、重要なアプリケーションでは考えておく必要があると思います。

 今後、時間があれば土屋企画で施した対策を書いてみます。
 
 

2007-02-19

FileMaker プラグインを FileMaker Server から自動的にダウンロードさせる方法

FileMaker プラグインは、ファイルメーカー Pro 6 までは各クライアントコンピュータに手作業でインストールする必要がありましたが、FileMaker 7/FileMaker Server 7 からは、サーバにアクセスした時点でクライアント側のプラグインの有無をチェックし、必要に応じて自動的にクライアントにダウンロードして有効化できるようになりました。

つまり、このスクリプト自動ダウンロード機能を利用すれば、クライアント台数の多い企業ならプラグインのインストール作業が大幅に軽減されるだけでなく、インストール漏れが発生するというトラブルも発生しにくくなります。

今回は Windows 環境で FilMaker Server からプラグインをクライアントコンピュータに自動インストールする方法について説明します。

* プラグインの自動ダウンロードの詳細は、FileMaker 社の FileMaker Server 8 プラグインの更新ガイド (PDF) を参照してください。


◇ 準備するもの
1. AutoUpdate プラグイン
これは FileMaker Pro 7 以降をインストールしたときに標準でインストールされているプラグインです。このプラグインを使って FileMaker Server にアクセスし、バージョンチェックとダウンロードを行います。
あえてここでは何もする必要はありませんが、AutoUpdate プラグインのインストール状態は以下の画面からチェックできます。



2.FileMaker Server 7 または 8
インストールして、起動しておいてください。
3. お好みの FileMaker プラグイン
今回の例では無料プラグインの zippScript を例に挙げます。以下のリンクよりスクリプトを入手してください。
http://homepage.mac.com/jkornhaus/filemaker/Downloads.html


◇操作方法

1. zippScript をサーバ環境に配置します。下図のようにディレクトリを作成してくだい。
* スクリプト名を記述したディレクトリと、それに対応するバージョン名を入れたディレクトリをそれぞれ用意します。


2. FileMaker Pro 7~8.5 を開き、新規ファイルを作成して、プラグインダウンロード用のスクリプトを作ります。

(スクリプトファイルは準備中です。暫くお待ちください。)

3. ファイルオープン時に 2. のスクリプトが実行されるように設定しておけば、必要に応じて FileMaker Server からローカルコンピュータにプラグインがダウンロードされ、有効化されます。