Windows Server 2003 で Windows ファイアウォールを開こうとすると、以下のようなメッセージが表示されてファイアウォール管理画面を開けないことがあります。
「ネットワークアドレス変換コンポーネント(Ipnat.sys)を使用している可能性がある、別のプログラムまたはサービスが実行中であるため、Windowsファイアウォールを実行できません。」
これは環境に「ルーティングとリモートアクセス(RRAS)」サービスがインストールされている場合にプロセスの一部(Ipnat.sys)が Windows ファイアウォールのプロセスと競合を起こすために発生するエラーのようです。
同現象でお困りの方は、以下の手順で RRAS を完全に無効化することで対応できる可能性があります。
1. 「管理ツール」→「サービス」より、Routing and Remote Access を停止させ、無効にします。
2. 「管理ツール」→「コンピュータの管理」を選択し、左ペインより「サービスとアプリケーション」を選択します。
右ペインで、「ルーティングとリモートアクセス」を右クリックし、そこに表示されるサブメニューより、「ルーティングとリモートアクセスの無効化」を選択します。
上記 2. の手順は「サービス」からは無効化できないので、注意が必要です。
2009-07-07
2009-03-11
EdMax のデータを Outlook Express に移行する方法
EdMax のデータを Outlook Express に移行するには少々コツが要ります。
【概要】
EdMax のメールデータは、本文テキストと添付で保存場所が分かれている。添付ファイルについては専用のフォルダに添付データがそのまま格納されている。
これに対し、Outlook Express のメールデータはすべて .mdb という一つのデータベースに格納されており、個々のメールは .eml という形式のファイルで取り出すことができる。また、添付ファイルもこの .eml に一緒に保存されている。
つまり、EdMax メールの本文と添付ファイルを一つにマージさせて、それを .eml 形式に変換する操作によって移行作業を行う。
【操作方法】
1. EdMax のメールを UNIX MBOX 形式でエクスポートします。
移行対象のメールを選択した状態で、「ファイル」→「エクスポート」の順に選択するとエクスポート用のダイアログが開きますので、次のように指定します。ファイル名には適当なものを付けてください。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh68NuZI9ji-nCMjGaMl2EIZ_0sLbij4WIQK43E77b9dbIoncvs2MwxPv5wkhqhSwQCA2hSU09py-iLkXslAki1Dw2zRxUcw0zQzfHpjIWXlJ9AP8pUA2lrA8yruNsIZdw5AIQfnA/s400/edmaxexport.jpg)
(重要)[形式]には「再構成して保存(添付ファイル付き)」を選択してください。これによって、添付ファイルが本文にマージされて書き出されます。
.mbx という拡張子を付けて“保存”をクリックします。(上記の例では exportmail.mbxと指定する)。このファイルには、選択したすべてのメールが格納されています。
メールの添付ファイルが大きすぎたり、指定したメールの総容量が大きすぎる場合(最大サイズは 200MB の模様)、エクスポートに失敗しますので、適度なところで区切りながらエクスポートすることをお勧めします。
2. メール変換ツールを使って .mbx 形式のファイルを .eml 形式に分割変換します。
ここでは MailExp というツールを使います。今回は以下のサイトで配布されているものを使用しました。
http://www2.lint.ne.jp/~lrc/in_mailutl.htm
使い方は、入力側に .mbx ファイル(変換前のエクスポート済ファイル)を指定し、出力側に出力先のフォルダとファイル形式を指定します。ファイル形式は .eml にしてください。
“変換+分割 開始”ボタンをクリックすると、メールが連番で分割されます。
3. 2. で分割された .eml ファイル群を、Outlook Express の適切な場所(受信フォルダ、送信済フォルダなど)にドラッグします。
この操作を行うと、.eml ファイルが Outloox Express に追加され、Outlook Express で読み取りできるようになります。
【概要】
EdMax のメールデータは、本文テキストと添付で保存場所が分かれている。添付ファイルについては専用のフォルダに添付データがそのまま格納されている。
これに対し、Outlook Express のメールデータはすべて .mdb という一つのデータベースに格納されており、個々のメールは .eml という形式のファイルで取り出すことができる。また、添付ファイルもこの .eml に一緒に保存されている。
つまり、EdMax メールの本文と添付ファイルを一つにマージさせて、それを .eml 形式に変換する操作によって移行作業を行う。
【操作方法】
1. EdMax のメールを UNIX MBOX 形式でエクスポートします。
移行対象のメールを選択した状態で、「ファイル」→「エクスポート」の順に選択するとエクスポート用のダイアログが開きますので、次のように指定します。ファイル名には適当なものを付けてください。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh68NuZI9ji-nCMjGaMl2EIZ_0sLbij4WIQK43E77b9dbIoncvs2MwxPv5wkhqhSwQCA2hSU09py-iLkXslAki1Dw2zRxUcw0zQzfHpjIWXlJ9AP8pUA2lrA8yruNsIZdw5AIQfnA/s400/edmaxexport.jpg)
(重要)[形式]には「再構成して保存(添付ファイル付き)」を選択してください。これによって、添付ファイルが本文にマージされて書き出されます。
.mbx という拡張子を付けて“保存”をクリックします。(上記の例では exportmail.mbxと指定する)。このファイルには、選択したすべてのメールが格納されています。
メールの添付ファイルが大きすぎたり、指定したメールの総容量が大きすぎる場合(最大サイズは 200MB の模様)、エクスポートに失敗しますので、適度なところで区切りながらエクスポートすることをお勧めします。
2. メール変換ツールを使って .mbx 形式のファイルを .eml 形式に分割変換します。
ここでは MailExp というツールを使います。今回は以下のサイトで配布されているものを使用しました。
http://www2.lint.ne.jp/~lrc/in_mailutl.htm
使い方は、入力側に .mbx ファイル(変換前のエクスポート済ファイル)を指定し、出力側に出力先のフォルダとファイル形式を指定します。ファイル形式は .eml にしてください。
“変換+分割 開始”ボタンをクリックすると、メールが連番で分割されます。
3. 2. で分割された .eml ファイル群を、Outlook Express の適切な場所(受信フォルダ、送信済フォルダなど)にドラッグします。
この操作を行うと、.eml ファイルが Outloox Express に追加され、Outlook Express で読み取りできるようになります。
2009-01-27
FileMaker Pro 9 のアクセス権設定方法(2)
さて、前回は FileMaker Pro 9 のデータベースのアクセス権設定方法について説明しましたが、今回はログインの認証設定とFileMaker Server 9 のセキュリティ設定について説明していくことにします。
認証方法を外部サーバーにする
1. この操作を行うには、FileMaker Server 9 をインストールしてデータベースを公開しておく必要があります。以下の青で囲った部分のように、クライアント認証には「FileMaker と外部サーバーアカウント」を選択します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiPS2ZmhB-7N1wORfvq5MkNRjQe2R7BTNsselZZ_dnSfVLiTJWHPM_7HnlZRIjWpEh21tGXTShH7b50Usup_UOX5uwOMYngfKFb3vaXha0Vn5g0wH813jr14MAXRAO-oH8O3Zfc8g/s400/FMSAdminConsole.jpg)
また、画面下にある接続の保護の「FileMaker Server への接続を保護する」にチェックを付けると、FileMaker Server へのアクセスが SSL で保護されるようになります。
2. FileMaker Pro 9 のメニューより、「ファイル」→「管理」→「アカウントとアクセス権」の順に選択し、表示されるダイアログから、認証方法を変更したいアカウントをダブルクリックして、「アカウントの編集」ダイアログを表示させます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgNAQvpDpq9MGILI34q9vnMIxbeYXzQof3tNLaCFao60mtfePZ7ebCo1q7X0JDbQ2C_gxJiMMm26ffABUkUFVGVrPO6moPhWzTSUk-04oXyk1xrzC9Cc7F-7GD8lPKpD0I8C2NqQQ/s400/editaccount.jpg)
ここで[アカウントの認証方法]には「外部サーバー」を指定します。これによって、Active Directory (Mac OS 環境では Apple OpenDirectory) による認証を FileMaker Sever 9 経由で行います。今回の記事では ActiveDirectory 環境での認証方法について説明します。
3. [グループ名には] Active Directory に登録されているアカウントグループを指定します。たとえば、Administrator という Active Directory アカウントを使って FileMaker Server 認証を行いたい場合は、Administrator が所属するアカウントグループを指定します。
以下の図は、Active Directory のグループ Domain Users が所属するアカウントについて、データ入力権限のみを与えるように設定したものです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgR5Hq9LuUzpOop0ogmXLikh3nlns3vS2SHzvspnkAfPlNrDdnY8_FG2Gx56yeBYHlgaKe0ff0lzmmvshVzEeS-Il4fwYgCDcvulLK6lPVriqcndc1gEstgTkC8lGND7ZFIMev0pg/s400/accountedit2.jpg)
この場合、Domain Users に所属する Active Directory のどのユーザアカウントでログインを行っても、FileMaker データベース側の操作はデータ入力のみとなります。"OK"ボタンを押してダイアログを終了させます。
4. 一度データベースファイルを閉じ、Domain Users に所属するアカウント名を使ってログインをしてみてください。パスワードは Active Directory のアカウントに設定されているものを使用します。
データ入力のみが許可されているようになっていれば成功です。
認証方法を外部サーバーにする
1. この操作を行うには、FileMaker Server 9 をインストールしてデータベースを公開しておく必要があります。以下の青で囲った部分のように、クライアント認証には「FileMaker と外部サーバーアカウント」を選択します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiPS2ZmhB-7N1wORfvq5MkNRjQe2R7BTNsselZZ_dnSfVLiTJWHPM_7HnlZRIjWpEh21tGXTShH7b50Usup_UOX5uwOMYngfKFb3vaXha0Vn5g0wH813jr14MAXRAO-oH8O3Zfc8g/s400/FMSAdminConsole.jpg)
また、画面下にある接続の保護の「FileMaker Server への接続を保護する」にチェックを付けると、FileMaker Server へのアクセスが SSL で保護されるようになります。
2. FileMaker Pro 9 のメニューより、「ファイル」→「管理」→「アカウントとアクセス権」の順に選択し、表示されるダイアログから、認証方法を変更したいアカウントをダブルクリックして、「アカウントの編集」ダイアログを表示させます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgNAQvpDpq9MGILI34q9vnMIxbeYXzQof3tNLaCFao60mtfePZ7ebCo1q7X0JDbQ2C_gxJiMMm26ffABUkUFVGVrPO6moPhWzTSUk-04oXyk1xrzC9Cc7F-7GD8lPKpD0I8C2NqQQ/s400/editaccount.jpg)
ここで[アカウントの認証方法]には「外部サーバー」を指定します。これによって、Active Directory (Mac OS 環境では Apple OpenDirectory) による認証を FileMaker Sever 9 経由で行います。今回の記事では ActiveDirectory 環境での認証方法について説明します。
3. [グループ名には] Active Directory に登録されているアカウントグループを指定します。たとえば、Administrator という Active Directory アカウントを使って FileMaker Server 認証を行いたい場合は、Administrator が所属するアカウントグループを指定します。
以下の図は、Active Directory のグループ Domain Users が所属するアカウントについて、データ入力権限のみを与えるように設定したものです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgR5Hq9LuUzpOop0ogmXLikh3nlns3vS2SHzvspnkAfPlNrDdnY8_FG2Gx56yeBYHlgaKe0ff0lzmmvshVzEeS-Il4fwYgCDcvulLK6lPVriqcndc1gEstgTkC8lGND7ZFIMev0pg/s400/accountedit2.jpg)
この場合、Domain Users に所属する Active Directory のどのユーザアカウントでログインを行っても、FileMaker データベース側の操作はデータ入力のみとなります。"OK"ボタンを押してダイアログを終了させます。
4. 一度データベースファイルを閉じ、Domain Users に所属するアカウント名を使ってログインをしてみてください。パスワードは Active Directory のアカウントに設定されているものを使用します。
データ入力のみが許可されているようになっていれば成功です。
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